ミートソースの作り置き

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ミートソーススパゲティに良いイメージがありません。

古くは学校給食のソフト麺にかかったミートソースの記憶。

大人になってからは、他に選択肢が無くて入った食堂で、一番無難そうだと思って選んだメニューのミートソーススパゲティ。

のびたパスタにかけられた、あたためられた缶詰のミートソースの記憶。

そのせいかどうかはわかりませんが、イタリアンレストランで、パスタを選ぶ時に、ミートソースを選んだことは一度もありません。

もちろん、自分で作ろうと思ったこともありませんでした。

ミートソースを作りたい

ミートソースが作りたくなったのは、タサン志麻さんの『志麻さんの台所ルール』を読んだのがきっかけです、

その本の中で、志麻さんは基本的には作り置きはしないけれど、ミートソースはある程度の量をまとめて作った方がおいしいし、常備しておくと便利だと紹介していました。

おいしいミートソースが作れるなら、作ってみたいなぁと初めて思いました。

コストコの合挽き肉(2.1kg)を買って、ハンバーグ4個とミートソースを作りました。

ミートソースを作るのは初めてにしては、いさぎよく、どーんと1.5kgの合挽き肉を使って作りました。

ミートソースのレシピ

玉ねぎ 2個

合い挽き肉 1500g

トマト缶 4缶(1600g)

ニンニク 3かけ

コンソメ 6こ

ローリエ 4枚

塩 小さじ1と2分の1

胡椒など 少々

水 500ml

玉ねぎとニンニクをみじん切りにして、塩ひとつまみ加えて、弱火でじっくり40分ほど炒める。

ひき肉を加えて色が変わるまで炒める。

(炒めすぎない)

塩小さじ1と白胡椒、粗挽き胡椒、ナツメグを加える。

トマト缶、コンソメ、ローリエ、水を加えて蓋を開けたまま沸騰するまで中火で、その後弱火で40分間煮る。

1人分(150g)ずつに小分けにして冷凍する。

ミートソースの使い方

ミートソーススパゲティ

あたためて、アルデンテに茹でたパスタとあえるだけ。

ミートソーススパゲティっておいしい!

すぐに作れて、食べ応えもあります。

作り置きバンザイ!

ナスを炒めてからミートソースに加えてもおいしそう。

ムサカ風(ナスのミートソースグラタン)

焼いたナスとミートソースを層に重ねて、チーズをのせてオーブンで焼きます。

手の込んだごちそうメニューも手軽にできるのがうれしい。

ナスをじゃがいもに変えても。

カレーライス

2人分のミートソースにカレールーひとかけらと、ガラムマサラ、少しだけお水を足してあたため、カレーライスに。

ほぼあたためるだけの手間で、本格カレーの出来上がり!

ミートソースから作ったとは思えない変身ぶりにビックリ。

ちょっといいレストランで出てくるカレーに。

お肉たっぷりトマトスープ

さいの目切りにしたじゃがいもと、水を一人当たり100ml加えて、じゃがいもが柔らかくなるまで煮ます。

塩で味を整えて、出来上がり。

リピート確実

しっかり煮込まれたひき肉がやわらかで、肉とトマトのうまみがシンプルに味わえるミートソースができました。

お肉がたっぷり入っていて、これだけでかなりの満足感があります。

缶詰のミートソースとは一線を画しています。

牛肉、豚肉、トマト、玉ねぎが入っていますので、栄養バランスも取れています。

そのまま、ミートソーススパゲティにしてももちろんおいしく食べられますが、簡単に応用できて、すぐにメインになる一品を作ることができる魅力的な作り置きメニューです。

常備しておくと便利だと思いました。

何度も作ったら、さらにおいしいミートソースが作れるようになるかもしれません。

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