我が家の愛猫めそ吉は、電化製品のコードや布製のもの全般を噛むクセがあります。
警戒はしていたのですが、生後7ヶ月の頃、オモチャを誤飲し、内視鏡手術に至りました。
二度と危険なことにはならないように、寝室を安全なめそ吉仕様にして、基本的にはそこで過ごすようにしました。
約3年間、そんな生活をしてきましたが、2ヶ月ほど前から、時間を決めた「ルームツアー」と称して、寝室以外へも自由に行き来できるようにしました。
ルームツアーを初めて2ヶ月。
楽しそうに、階段を昇り降りしたり、リビングを散策するめそ吉の姿が新鮮で、心癒されます。
各部屋にカギをつけました
成猫になって少し落ち着いたものの、洗濯物やタオルなどを噛んで糸を誤飲したり、電化製品のコードを噛んで感電する危険性はまだ十分にあります。
玄関手前の扉(脱走防止)、トイレ、脱衣所、その他各部屋の扉、押入れのすべてにカギをつけました。
目の届かないところへ行くと、何をしているのかと心配になりますが、範囲を狭めたら、見回るのも少しラクです。
それでも、「めそ吉がどこにもいない!」と焦って探し回ったら、カギを閉め忘れた押入れの中、トイレ、脱衣所に隠れていた、ということはたまにあります。
ヒヤッとすることもあります
階段の脇に幅10cmほどの柱が渡っています。
床からの高さは2.5m。
仔猫の頃から、めそ吉はそこを歩くのが好きです。
それなりに慎重に歩いているようですが、落ちそうで怖いので、あまり見ないようにしています。

めそ吉はビックリしやすいので、そこを歩いている時は、ふいに動いたり、大きな物音を立てないように注意しています。
階段の反対側の壁は、2階部分に作り付けの収納棚が設置してあります。
収納棚は高さ80cmで奥行きが30cm。
めそ吉はここへも2階側から飛び乗って歩きます。
ここは心配ないかなぁと油断していたところ、向かいに置いてある棚から飛び移る時にビックリした勢いで階段側に滑って、1階まで転げ落ちてしまいました。
3.3mの高さから転落、ということで、かなり動揺しましたが、うまく受け身が取れていて、大事には至りませんでした。
すぐに15cmの高さの板を取り付けて、滑り止めにしました。
これをつけたおかげで、めそ吉だけでなく、私たちもモノを落とすことが無くなり、安全になりました。
お掃除チェッカー再来
めそ吉は、我が家に来た当初、片付いていないところ、掃除が行き届いていないところを嗅ぎあてるので、「お掃除チェッカー」と恐れていたのですが、そこは全く変わっていません。
冷蔵庫の上、タンスの上、電子レンジの上は、毎日行って、いったん落ち着きますので、掃除は欠かせません。
シンクにも入ります。
おかげで、使った食器を置きっぱなしにはできませんし、調理のたびにシンクを洗います。
本を読んだり、編み物をしたりした時に、後でまたしようかなぁ、なんていうやりっぱなしも無し。
いったんすべて片付けます。
めそ吉のルームツアーのおかげで、良い習慣が身につきました。
意外な一面も
めそ吉には、猫用のフード以外食べさせたことはありません。
そのせいだと思いますが、基本的に人間の食べ物には、全く興味は持ちません。
ルイボスティーの匂いは好きなのか、コップの中に顔が入ってますよーってくらい熱心に嗅ぐかなー、という程度。
そんなめそ吉が見せた新たな一面が、ごま油への異常な興味。
他のメニューには全く興味が無いのに、ナムルだけは鼻がくっつくくらい嗅いできます。
以来、ナムルは蓋付きの容器に入れて、コソコソと食べています。
めそ吉のルームツアーは、今のところ、1日に3、4時間程度。
基本的にはめそ吉も寝室にいるのが落ち着くようです。
それでも、一緒にいる方がいいのかな?♡と感じることもあって、ほっこりさせられる瞬間もあります。
