ルームツアー、始めました

3歳になる我が家の愛猫めそ吉は、生後7ヶ月頃に内視鏡処置をしてもらっています。

原因は誤飲。

それ以来、めそ吉の部屋を決めて、徹底的に安全な環境を作りました。

とにかく、電化製品のコードを見つけたらすぐに噛もうとするので、感電が怖くて、他の部屋には出していませんでした。

退屈し始めためそ吉

めそ吉の部屋は、三方の窓に沿ってキャットウォークを付けてあり、外が眺められるようにもしてあります。

他の部屋よりも、めそ吉にとっては居心地の良い場所のはず。

ところが、3年経った頃から、すごく退屈そうで、ストレスがたまっている様子が感じられるようになりました。

どんな遊びに誘っても、いまひとつ楽しそうでなく、心配になってしまいました。

ベランダ遊び

秋晴れの気持ちの良い日に、めそ吉と一緒にベランダに出てみました。

クンクンクンクンと空気の匂いをかいだり、眩しそうに空を仰いだり、全身に秋風を浴びて目を細めたり。

30分程度ですが、めそ吉は生き生きと動き回りました。

ベランダ遊びを始めためそ吉は、イライラした感じも無くなりました。

一日に何度もベランダ遊びをせがみますが、雨の日や夜はムリ。

そろそろ、家の中を開放した方がいいのかな。

ルームツアー開始

好奇心旺盛なめそ吉は、もう少し広い範囲を自由に散策できたら、毎日を楽しく過ごせるのかも。

めそ吉が我が家に来たばかりの頃は、片付けや掃除の行き届いていない場所を次々と摘発されて、「めそ吉デカ(刑事)」て恐れていました。

ところが、めそ吉の部屋を決めて以来、それ以外の部屋の片付けや掃除は、正直ちょっと停滞気味。

ナマケモノの私を叱咤激励するために、「めそ吉デカ(刑事)」が再び降臨するという流れなのか。

かくして、ルームツアーを開始しました。

コソコソするめそ吉

ルームツアーを始めたばかりの頃のめそ吉は、ガイドさん(私)を従えて、おどおど、コソコソ。

姿勢を低くして、左右にせわしく目を配りながら、人目を忍ぶかのように足早に歩いていました。

「コソコソしないの!笑」

一週間くらい経つと、イタズラが始まって、ダメよーと捕まえることも、多くなりました。

そのせいで、何の気無しに、私が近づこうものなら、欽ちゃんバシリで、そそくさと足早にすれ違っていきます。

「んもー、コソコソしないのっ!笑」

3週間経った今では、コソコソすることはなくなりました。

チャームポイントのブラックソールを見せながら、お得意のモンローウォークで、家中を颯爽と歩くめそ吉です。

ルームツアーよりはごはん

ごはんの時間が近づくと、めそ吉は

自主的にルームツアーを終了して、自分の部屋のある一階に戻ります。

普段は、めそ吉を見失って、

「あれぇ?めっちゃん、どこ行ったのぉー?」

と探していると、「にゃん!」と近づいてきてくれるのですが、この時ばかりは知らんぷり。

ごはんを食べる場所を、大きくは離れなくなります。

さて。

あえて二階から、たずねます。

「めっちゃん、ごはんにするー?」

「にゃ!わん!」

返事と同時に、瞬く間に階段を駆け上がって、私の元に到着。

「ごわぁーん!」

早っ!笑

「じゃ、下に持っていくから、待ってて。」

「なん!」

めそ吉は、クルッと方向転換して、スキップするような軽快さで、階段を降りていきます。

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