この冬は、お手入れのしやすさで評判の良かった象印の加湿器を使い始めました。
入荷待ちで、あわや年末まで加湿器無しで生活するのか、、、というピンチもありましたが、11月半ばに幸運にも入手。
長年、冬の悩みだった加湿器のカルキ汚れから、ようやく解放されそう。
ところが、それとは別に、加湿器に関する長年の思い込みが覆されて、唖然!!とする事態が。
寝る時は加湿器をつけない方がいい?!
これまで加湿器は寝る時こそ必要だと思って、つけっぱなしにしていました。
就寝中の喉や肌の乾燥を防ぐのに、効果的だと思っていました。
ですので、就寝前には加湿器に十分に給水していました。
象印の加湿器は、タンクが無い、というか、タンク一体型です。
給水する時は、本体ごと持ち運ぶか、別の容器などで水を注ぎ入れることになります。
この点は、これまでの加湿器に比べるとちょっと大変、「ひと仕事感」があります。
まぁ、大変だけど、、、仕方ないわね。
、、、と思いつつも、面倒くさいという本心もあり、、、笑
「そもそも、就寝中って本当に加湿器をつけていた方がいいのかなぁ。」
つけない方がいいなら、寝る前にバタバタしなくて済むし、笑。
断然、つけるべき!ということなら、やり甲斐があるってものです、笑。
そんな下心で、「就寝中 加湿器」とネットで調べてみました。
すると、「就寝時、加湿器は消しておくのが基本」と書いてあるではありませんか!
あらまぁ。
完全な私の勝手な思い込み。
覆されました。
調べてみてよかった、笑。
就寝時は加湿器を消す理由
エアコンを常時つけている場合は、加湿器も常時つけていた方が良いようです。
ところが、我が家はそうですが、暖房を消して眠る場合は、部屋の温度は徐々に下がっていきます。
一方で、加湿器からは水蒸気を出し続けているということになります。
水蒸気を含むことができる量(飽和水蒸気量)は温度によって異なります。
具体的には、温度が高いと空気の中に多くの水蒸気を含むことができ、温度が低いと水蒸気を含む量が減ります。
温度が下がった空気が水蒸気を含みきれなくなって、結露となって出る、ということです。
結露は、カビやダニの原因になるため、発生させてはいけません。
そもそも我が家の暖房は床暖房のみ、ペアガラスなので、基本的に結露は発生しません。
ところが、寝室だけは一部に結露ができている朝があったのは、就寝時に加湿器をつけっぱなしにしていたせいだったのかしら!
なんてこと!
では、どんな時に加湿するといいの?
冬場の加湿って、すればするほどいいのかなっていうくらいに思っていました。
思い込みってよくないですね。
本当に、今更なんですが、加湿について調べてみました。
室内の適した湿度は40~60%だそうです。
湿度が40%以下になると、インフルエンザなどのウイルスが活性化し、人の喉や鼻の粘膜が乾くことで、異物が侵入しやすくなります。
逆に湿度が60%を超えるとカビやダニが繁殖しやすい環境になります。
過加湿も良くないということです。
湿度40%以下の時に、60%未満まで加湿器を使って加湿するのが正しいということがわかりました。
また、就寝時に暖房を切るなら、加湿器もつけない、ということです。
調べるのは大事
今回は、調べたことによって、とんでもない思い込みを、訂正することができました。
今は、スマホひとつで、あっという間にいろんな情報を得ることができます。
「どうして、そうしてるのかな?」「本当にそうなの?」と感じたことは、一度調べてみた方がいい、と実感しました。