オスの保護猫めそ吉と暮らし始めて3年余り。
めそ吉は猫のかわいさを教えてくれただけありません。
嘘のような話ですが、家をきれいに保つ方法を私に教えてくれたのです。
家が快適じゃなかった
当時の私は、掃除や片付けが苦手な一方、きれいにしておきたいという気持ちは割と強くあったので、理想とは程遠い家の状態が長年のストレスでした。
ひとたびお客様を招くとなったら、片付けと掃除に丸三日は必要になるくらいの状態、それが我が家の日常。
何度も頑張って大掃除をするのですが、その状態を保つことができずにリバウンド。
そんな挫折を繰り返していました。
めそ吉を迎えるための大掃除
めそ吉を迎えるにあたっては、もちろん誤飲誤食もあってはいけないので、出してあったモノは引き出しや戸棚の中に極力片付けました。
感電防止のため、コードやコンセントも防護しました。
めそ吉が2週間のトライアルのために我が家に来るまで、幸いにも1ヶ月ほど期間があったので、たっぷりと時間をかけて家中をこれまでにないほど入念に片付け、掃除しました。
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がらーん、ひんやり〜
努力の甲斐あって、保護猫カフェの店主さんが訪問される日には、
家の中ががらーんとしている!
声が響く!
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なぜかヒンヤリ寒い!
というくらい、片付けられ清潔に整えられたのです。
家の中の物が減ると、すこし寒く感じるのでしょうか。
5月半ばでしたが、なんだかヒンヤリした記憶があります。
実際には、今と比べるとまだまだ物が多く、この時はまだまだ寒いうちには入らないんじゃないかって今となっては思いますが。
めそ吉、降臨!
保護猫カフェ店主さんの自宅チェックも無事にクリアして、めそ吉との生活がスタートしました。
1ヶ月間かけてきれいに片付け、掃除した家を、めそ吉が今まさに歩いている!
夢のような瞬間です。
ところが、まさか!
ほんの数時間で夢破れたのです。
猫は、ほんのわずかの隙間にも入り込み、私の背より高いところにも登ります。
めそ吉は、「ヘックション」とクシャミをしたあげく、身体中に埃をつけて帰ってきました。
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最強のお掃除チェッカー
子どもが生まれてから幼児期までの頃を思い出し、せっせと片付け、床の拭き掃除もしました。
それでは甘かった!
人間の子どもは、10センチの隙間に入り込むこともありませんし、びっくりするような高いところにも登れません。
触られたくない物は手の届かない高いところに置くこともできます。
片付けと掃除が苦手な私は、思いがけず、最強のお掃除チェッカーを我が家に迎え入れたことを、この日初めて知るのでした。