4年間にわたる断捨離によって、買い物の仕方も変わりました。
断捨離をし始めた頃は、モノを増やすことに過敏になって、買い物を拒絶する気持ちも生まれました。
買い物の楽しみも我慢しなきゃいけないのかなぁとも思っていましたが、今では買い物の本当の楽しみがわかった気がします。
買うときが、ピークの買い物はダメ
いいなぁと思うものに出合ったとき、以前なら「一期一会だわ!」というくらいに気持ちが盛り上がって、買っていました。
出先で見つけたものは、買わずに後悔したくない、と思って買っていました。
断捨離をしていて実感したのは、モノは手に入れて終わりではない、ということ。
管理する手間がかかりますし、処分するにも労力を必要とします。
楽しみの先延ばし
今は、同じ用途のものを既に持っていて、買い替え時期でなかったら、どんなに素敵なものに出合っても、その時には買いません。
我慢、というわけでもありません。
今、使っているものが使えなくなって、買い替える時にはこれにしようかなー、と楽しみを先延ばしするような気持ちです。
ところが、いざその時になると、別のものの方がいいなぁとなっていたり、そのもの自体が要らなくなっていたり、という経験も幾度となくあります。
素敵なものに偶然出合ったから買うんじゃなくて、必要なものができたら、欲しいものを探す、というスタンス。
未来のためにに買っておく、なんていうのは、意味のない、ムダな買い物になりかねないのです。
どんなものでも、ネットで買うつもりでいたら、その時に買わないことにも慣れてきます。
ネットで買えないものだったら、買うために旅行をして、それも楽しめばいい、くらいの気持ちでいます。それぐらい、欲しい!と思えるものしか、買わない!ということです。
買い物の楽しみ方
買い物の楽しみを失ったわけではありません。
むしろ、買い物の本当の楽しみ方がわかって、長く楽しめるようになりました。
これまでは、必要なものは買うしかないから買おう、とつまらない気持ちで買っていました。
買い物の楽しさは、欲しいものを見つけて買う時限定でした。
と、いうことは、「欲しいもの=必要なもの」だったら、買い物の楽しさを諦めなくてもよさそう。
今は、必要なものを買う時に、「欲しい!」と思えるものを探して、見つけて買うことにしています。
そうすると、必要なものを買う時に、買い物欲が満たされるようになります。
日々生活するために必要なものというのは意外に多いので、そのひとつひとつに対して、吟味するとなると、考えることも多くなります。
暇つぶしのように、なにかいいものないかなぁと通販サイトを眺めてポチるような、買い物をする暇は無くなります。
ムダな買い物が減ると、ムダなお金を使う機会も減ります。
本当に必要なものを買う時に、高いなぁとお金を出し惜しむことも無くなり、満足感のある買い物をすることができるようになりました。
日用雑貨をお得に
必要なものといえば、日用雑貨などの買い置きが増えました。
これまでは日用雑貨も、ひとつの商品に定まらず、その都度あれこれ買っていましたが、ものを厳選するようになると、これらもひとつの商品を選んで繰り返し使うようになりました。
断捨離で空いたスペースは、日用雑貨の買い置きスペースになっています。
たくさん買っても、絶対に使い切るものばかりです。
まとめて買っておくと、在庫を気にすることも少なくなって、気が楽です。
安い時にまとめ買いすると、お得に買えたわーと、ここでも買い物欲が満たされます。