毎日食べたい、大根のお漬物

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大根のお漬物を年中作っています。

塩味はほんのり感じる程度、少し酸味のある、副菜のようなお漬物にしています。

たとえば、チャーハンや焼きそばのような一品料理でも、ちょっとした箸休めがあると、食事らしくなります。

そんな時に、冷蔵庫から出すだけ。

和洋中、どんな食事もじゃましない。

ポリポリおいしい、便利なお漬物です。

お漬物材料の大根は

大根を使った料理を作る時に、まず、皮をたわしでしっかり洗います。

その後、皮をむきません。

そして、大根を切る時、たいていは大根をまな板に寝かせます。

寝かせません。

大根のお漬物のカット方法はこのとおりです。

1.皮のついたままの大根を20cmくらいに切ります。

2.切った大根を、まな板の上に立てます。

3.皮に最大1cm程度の実をつけるように、5または6カットします。

(図解をご覧ください。)

4.皮のない部分は五角形または六角形になっています。

こちらは適宜、料理に使います。

5.皮のついた方が、お漬物用です。

カットした大根を干します

カットした大根をザルに広げて干します。

夏は日差しが強いので、干すのに向いているかと思いきや、そうではありません。

温度と湿度が高いので、傷みやすく、注意が必要です。

雨の日は、冷蔵庫に保管。

晴れた日に1日干す程度にします。

寒くなってからの方が、良い感じに干すことができます。

晴れた日に二、三日干します。

途中、雨の日があったら、1日くらいなら、室内干しでも大丈夫。

夜は室内に取り込みます。

食べやすくカットします

干した大根は、水洗いして、乾くまでザルに取っておきます。

乾いたら、食べやすくカットします。

おすすめの切り方は次のとおり。

1.三等分します。

(5cm程度の長さに)

2.1を幅7〜8mmくらいに切ります。

味付けとバリエーション

ここまでできたら、あとは調味液に漬けるだけです。

密閉容器に干してカットした大根を入れ、調味液を入れます。

作り始めて二年くらい。

いろいろ試しましたが、今はこの2パターンに落ち着いています。

干した大根100gに対して、

・醤油(7g)+ 米酢(15g)

または、

・梅酢(5g)+ リンゴ酢(15g)

塩分濃度は濃口醤油で16%、梅酢は20%です。

一般的な漬物は、塩分濃度が2%以上ありますが、この分量では1.0〜1.1%くらいということになります。

ショウガやミョウガのせん切りなどを混ぜてもおいしいです。

冷蔵庫で保存。

時々かき混ぜて、2日目くらいから食べられます。

大根一本ラクラク使い切り

皮をつけて干した大根は、たくわんのような歯応えがでます。

特に、寒い季節に二、三日かけて干した大根は、歯応えと甘みが出て、とてもおいしいお漬物になります。

このお漬物を作るようになる前は、大根は一本買うと、使い切る前に冷蔵庫の中でシワシワになってしまうことがありました。

このお漬物を作れば、料理に使うのは内側の半分だけなので一、二回で使い切ることができます。

大根には、ジアスターゼという消化酵素が含まれていますので、胃腸の消化吸収を助けます。

食事のお供にぴったりです。

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