めそ吉は3歳の、ミックスのオス猫です。
生後4ヶ月で保護猫カフェから譲渡していただきました。
朝は健康管理のルーティンがあります。
ハミガキ
めそ吉は、モーニングルーティンを心得ていますので、私が部屋に入ると、寝ていても起きて近づいてきてくれます。
よく眠れた〜?と聞き、撫でて、しっぽのつけ根のところをポンポンと叩いてあげます。
ハミガキする子?と聞くと、おしっぽを振って答えます。
めそ吉を抱きかかえて、ベッドに腰掛けます。
ハミガキ粉をつけて、猫用の小さな歯ブラシで歯をみがきます。
めそ吉はハミガキを基本的には嫌がるので、少しでも長くできるといいなーと思いながら、抵抗が強くなるギリギリまで磨きます。
ハミガキは子猫の頃から始めていたら、嫌がらずできたのかなぁ、と後悔しています。
完璧にはほど遠いけど、とにかく毎日することに意味がある、と思ってやっています。
ハミガキは嫌がるのですが、抱っこして歯をみがく体勢をとるまでは、本当に従順で、かすかな「くぅぅーん」という声まで出してもたれかかってくる様子は、かわいくてたまりません。
目薬
ハミガキが限界になったら、そのままの体勢で次は目薬です。
めそ吉は目が大きいせいか、目のまわりの粘膜がただれたり、はれたり、涙が出続けたり、目をショボショボさせたり、といった目のトラブルを多く起こして、病院に行くことがあります。
予防をかねて、毎朝、目薬(点眼・清拭剤)をさして、目やにを拭き取って清潔にしています。
これを習慣にして一年近く、目のトラブルを未然に防ぐことができています。
めそ吉は、目薬をさしてもらうことは、まったく嫌がりません。
目薬をさした後に、抱っこされた体勢のめそ吉が目をかたく閉じて、拭き取ってもらうまでじーっとしているのも、とってもかわいくて癒されます。
おやつを食べて、お湯を飲む
私はもう少し抱っこしていたいのに、ここまで済むと、めそ吉は突然慌て始めます。
「おやつにする子!」と聞くと、しっぽをブルンブルンと振って、抱っこの手をすり抜けてベッドを降ります。
嫌がるハミガキを頑張ったご褒美のおやつです。
めそ吉は、万年ダイエット猫なので、おやつはハミガキ用おやつ、たった一粒です。
この一粒をこんなに喜んで食べるなんて、かわいすぎる!と私も毎日喜んでいます。
おやつを食べた後は、お湯を飲みます。
めそ吉は、水ではなく、熱湯を冷ましたお湯を好んで飲みます。
何回ぺろぺろしたか数えながら見ています。
いつも、とってもおいしそうに飲むので、見飽きません。
ブラッシング
モーニングルーティンの最後は、ブラッシングです。
めそ吉の毛は少し長めです。
毛玉を吐いてしまうことが、減るように毛繕いのお手伝いをします。
ブラッシングをすると血行が良くなって、毛艶も良くなるそうです。
シリコン製の柔らかいブラシで、ブラッシングします。
頭や顔や首をブラッシングされるのが好きなので、そのあたりから初めて、背中やしっぽ、お腹に進めます。
頭や顔、首をブラッシングされている時の気持ちよさそうな様子を見るのは、毎日の楽しみです。
全体的にブラッシングできたら、めそ吉の身体にコロコロをかけて、残った抜け毛を取ります。
これは完璧なブラッシングのパターンです。
めそ吉は、一連のモーニングルーティンが終わることを知っているので、終わったらどこへ行こうかと、ブラッシングが始まるとすぐにキョロキョロ探しだします。
すぐにでも行きたいところが決まると、ブラッシングもそこそこに、そそくさと行ってしまいます。
ゆっくり最後までできるのが1週間に一回くらい、あとは早々に切り上げられるので、急いでコロコロをかけて終わります。
これがめそ吉のモーニングルーティンです。
ブラッシングで抜けた毛を、日々丸めて、毛玉ボールのおもちゃを作ります。