おたまでなくてソースレードル

道具

気づいた時には、100均のおたまを愛用していました。

その使い勝手にヒントを得て、お気に入りを見つけることができました。

買ったのは、おたまではなく、ソースレードルでした。

主役になった100均のおたま

もともと、おたまは100均のものではなく、それなりの価格のものを使っていました。

おたまの部分がステンレスで持ち手が樹脂製や木製などのものや、鍋の当たりがソフトなナイロン製のものも買ったことがあります。

3、4回は買い替えたと思います。

買う時には、店頭で一応は掬う動作をして使い勝手を確認しましたが、使ってみると、どのおたまも、いまひとつしっくりきませんでした

100均のおたまは、鍋料理のお豆腐を子どもたちが自分で掬うために買いました。

「子ども用」というつもりで18cmという小ぶりのものにしました。

おかげで、食事の時にテーブルに置いても邪魔になりません

おたまの部分の直径も6cmと小さいので、鍋物の具の無いところに滑り込ませて鍋つゆを掬うのに、使い勝手が良く便利でした。

そのうち、お味噌汁の時にも、カレーライスの時にも、その100均の小さなおたまを使うようになっていました。

小さなおたまは、具を選んで掬ったり、ルーをココ!というポイントに流し込んだりするのに、勝手がいいのです。

初代の100均の小さなおたまが、さすがに古くなってきた時、さて、どういうおたまに買い替えようかなぁと考えました。

何箇所かのお店を見て回りましたが、特にこれといって良さそうなおたまは見つからず、、、

結局、同じようなナイロン製の100均の小さな黒いおたまに買い替えました

それが、かれこれ4、5年ほど前。

サイズを手がかりに

二代目まで迎えた100均の小さなおたま。

これまで使ったどんなおたまよりも使いやすく、毎日のように使って、4、5年もつなんて、コストパフォーマンスも抜群です。

だからといって、不満が全く無いかと言ったら、実はそうとも言い切れません、笑。

二代目の100均の小さなおたまも買い替え時期が来ました。

この機会に、使うたびに嬉しくなるような、本当に欲しいおたまを探してみよう!と思いました。

欲しいおたまの条件

まずは欲しいおたまの条件を考えてみました。

1.ステンレス製

ナイロン製は、たとえ黒であっても、カレーで着色してしまいます。

見た目もきれいなまま、気持ちよく使うためには、ステンレス製が一番。

熱に強く耐久性が高いのも魅力。

うっかりガス火に当てて、溶けた経験もあるので、その点でもステンレスが安心。

2.一体型

本体と持ち手に継ぎ目があると、継ぎ目のところに汚れがたまりやすく、しかもその汚れが落としづらい。

食洗機できれいになって、清潔に使える一体型がいい。

3.サイズ

全長18cm程度の大きさ

100均のおたまの一番の特長は、その小ささ。

私にとっての使いやすさの決め手になっています。

普通のおたまは、全長25〜30cmくらい、おたまの部分も10cm弱くらいあります。

最近は特に鍋も小ぶりなものを中心に使うので、鍋とのバランスを考えても18cmくらいが最適です。

探しても見つからず

「小さいおたま ステンレス 一体型」で検索してみました。

出てきたのは、柳宗理 レードル S サイズ。

あ!良さそう!

サイズは、長さ225×幅72mmとあります。

うーん、少し大きいかなぁ。

同じ頃、雑誌で見つけたのが、カイボイスンのソースレードル。

検索してみると、全長186mm!

大きさは理想に近いのですが、注ぎ口がついているのが気になります。

お味噌汁のお豆腐を崩してしまいそう。

もちろん、ソースレードルとしては使い勝手が良さそうですが、笑。

うーん、なかなか見つからない。

それは突然現れた

そんな時、スマホの画面に現れたのが、『柳宗理のソースレードル』。

検索ワードから提案される広告です。

詳細を見てみると、商品寸法は、長さ175mmx幅66mmx高さ51mmとあります。

探しているサイズに合致しますし、形状も使いやすそうです。

一般的なおたまと比べると、二回りくらい小さなサイズなので、「おたま」で探しても見つからなかったのですね。

広告に初めて乗りました!笑。

実際に使ってみると手への収まりが良く、ストレスなく動かすことができます

私の手は決して小さい方ではありませんが、おたまはやっぱりこの大きさが使いやすいんだなぁと改めて実感しました。

毎日使う道具を買う時に、自分の用途や使い勝手をよく考えて、じっくり選ぶと、本当に使いやすく、手に取るたびにうれしくなります。

愛着をもって、長く使い続けたいなぁと思います。

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