私はとにかく、焼きそばが好き!
一番好きといっても過言ではないくらいです。
もともと、料理をする上で心がけていることは、定番の簡単な料理を、すごく!おいしく作る!
そのモットーは、焼きそばに最も凝縮させていると言っても過言ではありません。
好きだからこそ、レシピを極めるために、情熱を込めてたどり着いた、コレが私の焼きそばです!!
そばを焼くから、焼きそばなんだ!
私が好きな焼きそばは、ツヤッとしたテリのあるタイプ。
「焼きそば」って言うくらいですから、そばがメインなのに、その大切なそばが、クタクタにふやけてしまっていたら、、、
許せません!
水分が多いせいで、なんだか味もボヤ〜っとしていて、ツヤ、テリもどこへやら…やれやれ、、、
と、偉そうに文句は言いましたが
過去には、そういう焼きそばを作ってしまったことは数知れず、笑。
ある日、焼きそばをおいしく作るコツをTVで紹介していました。
そのポイントは、麺を焼く!
なるほど!そうだ!
そばを焼いてこそ、焼きそばだ!
麺をしっかり焼いたこと、なかったなぁ…(遠い目)
「麺をほぐすために、まずはレンジでチン!」
え?!水を入れて、蒸して、っていうのは?
「ほぐれた麺を、フライパンで焼きます。」
なるほど〜、私がこれまで作ってきた焼きそばとは別物になる予感。
番組で見た通りに、作ってみました。
まずはレンジでチン!
焼きそばの麺は、レンチン!できれいにほぐれます。
麺にコーティングされている油が、冷えて固まってくっついているだけなので、温めて油が溶ければ、麺はほぐれるのです。
麺をほぐすための余分な水分を加えないので、麺がふやけることはありません。
さらにその後、麺を焼くことで麺の水分がとび、しっかりとした歯応えになります。
私は、カリカリに焼けた香ばしい部分をあえて作るくらい、しっかりと焼くのが好みです。
塩揉みキャベツもかなり重要
これは、TVで紹介されていた訳ではない、私のこだわり。
以前のブログで紹介した「塩揉みキャベツ」を使います。
これもかなり重要。
キャベツを炒めると、絶対に水が出てきます。
そして、キャベツから出た水を麺が吸います。
はい!麺がふやけるー!
塩揉みキャベツは、キャベツの水分を出してあるので、炒めていても水が出てきません。
ソースを薄めて、味をぼやけさせることも防ぎます。
最強レシピはコレだ!
焼きそば(2人前)
材料
焼きそばの麺
(ソースなどが付いてない麺だけのもの)
豚バラ肉
塩揉みキャベツ
調味料(ソース 大さじ1.5と醤油 大さじ1をあらかじめ混ぜておく)
(ウチでは、少し甘めのソースを使っていますが、甘みの少ないソースの場合は、ソース 大さじ2 と 醤油 大さじ1/2 にしてください)
①麺を皿に載せて、ラップをせずにレンジで2分加熱。
(麺が太くほぐれない場合は1〜2分追加してください。)
②レンジでチンしている間に、豚バラ肉を焼き、皿に取っておく。
(肉の脂が出てくるまでよく焼く。)
③フライパンに残った豚バラ肉の脂で麺を焼いて、皿に取る。
油分がある状態で焼いた方が、麺にカリカリの部分が出来やすくなります。
肉の旨みが麺に絡んでおいしいです!
(油分が多いと思ったら、キッチンペーパーで吸うなどして、適宜減らしてください。)
④塩揉みキャベツを焼く。
塩揉みしてあると、水分が出ないので、キャベツに焼き色が早くつきます。
⑤肉、麺、調味料を入れて炒める。
調味料がまんべんなく混ざったら、出来上がり。
お好みで、目玉焼き、青のり、鰹節、天かす、紅生姜をトッピング。
(ちなみに、私は全部のせた最強焼きそばにします。笑)
ポイントは、水分を制す!
水分が焼きそばをまずくします。
家庭用コンロは、鉄板焼き屋さんのような強い火力が無いので、水分が飛びません。
ですから、麺をほぐす水、キャベツの水分は、焼きそばをベチャベチャにする大敵です。
水分を制することで、ソースを沢山使わなくても、味がしっかりつきます。
さらに、オイルでコーティングされるので、ツヤッとした焼きそばになります。
普段こそ、こだわる
イベントのようにお洒落な料理や、難しいレシピ、豪華な料理は、たまの楽しみ。
普段は地味なごはんで、つまらないよねー。
ではありません。
普段よく食べるものや、地味な日用品は、ともするとおざなりになりがちですが、そういう普段にこそ、こだわってみると、日常が豊かになります。
簡単で地味だけど、自分なりの小さなこだわりのつまったおいしいごはんを作る。
普段よく食べるものを、すごくおいしく作れるようになると、何がいいか。
おいしい!嬉しい!と感じる回数が多くなります。
その方が幸せを感じる回数が多くなりますよね。