断捨離ブームに触発されて、ちょこちょこモノを減らしてみたりもしていたちょうどその頃、保護猫カフェで出会っためそ吉を迎えることも重なって、自宅を大掃除。
ここ10年の間で一番きれい!と自信満々の我が家にめそ吉を迎えました。
「ここがボクのおうちですかー」とばかりに、トコトコと家中を見回り始めためそ吉が向かったのは、物置と化していた土間。
自然にできた物置コーナー
土間はカーテン1枚で部屋と区切ってありましたので、人の目は遮ることができていましたが、めそ吉デカ(刑事)にはもちろん通用しませんでした。
自然発生的にできていた物置コーナーで、掃除が行き届いているところなんてありません。
案の定、めそ吉は埃まみれになってクシャミを連発。
犯人(ホコリ)確保に体当たりで向かう、めそ吉デカの摘発を受けて、さっそく土間の片付けを始めました。
物置コーナーのゴミを捨てて大掃除
まずは何年も使っていないローテーブルと椅子は粗大ゴミとして処分。
洗濯物干しとハンガーは使っていない物がほとんどだったので、使う量を決めて残りは処分。
シューズボックスはいったんすべてのモノを出して、中に溜まったホコリは拭きあげました。
靴類はプラスチックの箱を新たに買って収納し直しました。
土間はブラシでゴシゴシと水洗い。
収納したモノを次々落とす
めそ吉デカ!いかがでしょうか。
クンクンクンクン。
お掃除チェッカーはクリアした模様。
すると、シューズボックスの中に飛び込み、バタン!バタン!
シューズボックスに収納されているモノを落とし始めました。
えー危ない、危ないよー。
2段目まではめそ吉が入るから、とりあえず、何も入れないことにしました。
すると、1週間後には3段目まで飛び込めるようになり、さらに翌週には 4段目へ。
床からジャンプして、収納されているモノの隙間に器用に飛び込みます。
めそ吉は生後 4ヶ月の成長盛り。
運動神経もどんどん良くなっていきます。
ある時、ひとつの段から垂直に上の段に飛び込むことができるようになったのです。
えーそんなこともできるのー!?
すごい、すごい!
なんて言っている場合ではありません。
これができたらもう最上段まで登れます。
収納されているモノも落とし放題。
ついにシューズボックスを撤去
こちらも負けじと知恵を絞り、シューズボックスのひとマスずつにプラ段で扉を作り、粘着テープで貼り付けて、めそ吉が入れないようにしました。
ところが鋭い歯と爪を駆使して、ベリベリに引き剥がされ、ひとたまりもありません。
降参。
シューズボックスを土間から撤去しました。
あら不思議、これが一番いい
ついには何も無くなった土間。
掃き出し窓からは、外の景色が見渡せ、ガラス戸を開けると、風が通ります。
コンクリートの床はざらっとした感触で、夏はヒンヤリ。
土間はめそ吉のお気に入りの場所になりました。
私が外出先から帰ってくると、めそ吉は土間から出迎えてくれます。
私もめそ吉と並んで外の景色を眺める時間を楽しめるようになりました。
今では、何も無くなった代わりに、めそ吉が遠くを見渡すためのキャットウォークが付きました。