なかしましほさんを初めて知ったのは、NHKの番組『きょうの料理』「往復書簡〜夏のひんやりケーキ」でした。
番組では、キャラメルバナナのシフォンサンドを、目を見張るような鮮やかな手際で作られていました。
シンプルな材料、シンプルな道具しか使っていないのに、とってもおいしそうなケーキが出来上がります。
ミラクル!
そうです、魔法のよう。
レシピ本を読んでみた
この番組をきっかけに、なかしましほさんのレシピ本『まいにち食べたい”ごはんのような”クッキーとクラッカーの本』を読みました。
表紙には「バターも生クリームも使わない、からだにやさしいお菓子レシピ」と買いてあります。
日々のお茶の時間には、おやつも楽しみのひとつ。
お菓子が、からだにやさしくて、おいしかったら、最高。
そういうお菓子を、自分で作ることができたらいいなぁという気持ちはあります。
「私の趣味はお菓子作りですの、おほほ」みたいなことではなくて、笑。
できれば、日々のごはんを作るような気軽な感じで、自分がおいしいと思えるお菓子を作れるようになりたいなぁ、と。
私のそんな思いを叶えるための、バイブルになるレシピ本に違いありません。
魔法のようなクッキー
なかしましほさんのおやつ、食べてみたいなぁと思っていたところ、念願が叶いました。
店主をされているおやつのお店「フードムード(foodmood)」のクッキーBOXが通販で買えるようになったんです。
シンプルな材料で作られているとは思えない、本当に魔法のようなクッキーでした。
クッキーBOXに入っていたピーナツバタークッキーが、『まいにち食べたい”ごはんのような”クッキーとクラッカーの本』に載っていたので、作ってみることにしました。
おいしいけど、まだまだ
ピーナツバタークッキーは、薄力粉、ピーナッツバター、メープルシロップ、菜種油、塩、の5つの材料で作ることができます。
レシピをしっかり見て、作ってみました。
時間もあまりかからず作ることができました。
慣れれば、20分くらいでできそう。
さて、お味は?
うーん、おいしい。
これだけ食べさせられたら、十分おいしいんだけど、、、。
正解(フードムードのクッキー)を知っているだけに、ほど遠い、、、。
レシピ本を隅々まで再読
もちろん、レシピ本を見て作って、最初から魔法のクッキーが作れるとは思っていません。
もう一度、自分に足りなかったところはどこかな、と考えながららレシピ本を隅から隅までじっくり読んでみました。
なかしましほさんは、このレシピ本の中で、「生地がパサパサな時は・・・」「生地がベタベタな時は・・・」「クッキー作りの『困った!』相談室」など、丁寧に解決法を解説してくれています。
レシピ自体も、プロセスごとに写真が載っていて、生地の状態を見比べて、確認しながら進められるようになっています。
そして、チャレンジはつづく
そもそも、ピーナツバタークッキーはめん棒で厚さ7㎜に伸ばす、と書いてあるのに、私の作ったクッキーは、5㎜くらい。
レシピには「※定規で厚さをチェックして。」とまで、書いてあります。
とても、重要なことなんですね!
次は気をつけようと思います。
何回作ったら上手になるかなぁ〜、とても楽しみです。
正解にはまだまだ遠いけど、十分おいしい。
これなら失敗を恐れずに作り続けられそう!
少しずつでも上手くできるようになったら嬉しいな。
しばらくは、ピーナツバタークッキーを作り続けようと思います。