野菜炒め、野菜スープ、お味噌汁、餃子、焼きそば、お好み焼き、もんじゃ焼き、チーズタッカルビ、サラダ。
キャベツが野菜の主役になるメニューはたくさんあります。
これは全部、塩もみキャベツで作ることができます。
キャベツを塩もみしたら
久しぶりに思い出して作ったメニュー。
キャベツを塩もみして、かつお節と白ゴマをかけただけの、浅漬けのような、サラダのような一品。
おいしい。
キャベツを粗めの千切りにして、塩を全体にまぶしてから、水気を軽く絞る。
たったこれだけのことで、千切りキャベツとまったく違ったものになるなんて、不思議です。
キャベツの表面のゴワゴワした硬さが、しっとりしなやかに。
シャキシャキした歯触りは、ポリポリとした歯切れの良さに変わります。
青い香りが薄くなり、甘みと旨みが引き立ちます。
これを、粗めのみじん切りにして、きゅうりの代わりに冷や汁に入れても、おいしくいただけます。
塩もみキャベツを炒め料理に使ってみた
塩もみキャベツで、野菜炒めを作ってみたらどうかな?と試してみました。
あら、びっくり!
いつもよりおいしくできちゃった!
中華料理店でいただく野菜炒めがおいしいのは、家庭用とは火力が違うからだそうです。
ふだん野菜を炒めていると、どうしても野菜から水が出てきてしまって、ベッチャリとなりがち。
ところが、塩もみキャベツは、すでに水気を一度出しているので、火を通しても水を出してきません。
しかも、キャベツに塩味がすでについていて、甘みや旨みもでているので、味がおいしく決まりやすくなります。
焼きそば、お好み焼き、もんじゃ焼き、チーズタッカルビ、と次々試しに塩もみキャベツで作ってみました。
これらすべて、キャベツから出る水分が無くなることで、更においしく作れるようになりました。
以来、必ず塩もみキャベツで作っています。
炒めたり、焼いたりするメニューには、生のキャベツよりも、塩もみキャベツを使った方が、手早く、おいしく作れます。
料理が苦手な人ほど、塩もみキャベツはオススメ!
塩もみキャベツでラクになる
キャベツは半分にカットしてあるものではなくて、ひと玉まるごと買いたい。
だけど、キャベツひと玉そのままを冷蔵庫に入れると、もうそれだけでいっぱいになってしまうのが難点。
そこで、キャベツを買ってきたら、まず半分を塩もみキャベツにしてしまえば、カサがかなり減りますので、冷蔵庫にも余裕で入れられます。
そして、料理を作るたびに、重いキャベツを冷蔵庫から出して、葉を一枚一枚はがして、洗って、切るのは、意外に負担です。
これを前もって、まとめてしてしまうのが、塩もみキャベツです。
こうしておくだけで、あと一品欲しい時に、塩昆布とごま油であえたり、胡麻ドレッシングやマヨネーズを少しかければ、サラダにもなります。
スープやおみそ汁の具にも、そのままいれるだけ。
ラクに使えるので、まるごと冷蔵庫に入れていた時よりも、キャベツがどんどん使えるようになります。
前もってすることが、少し先の自分を助けてくれる。
それが、塩もみキャベツ。
塩もみキャベツの方
「買い物から帰ったらすぐする」ことが、ポイントです。
所要時間20分くらい。
1.買い物から帰ったら、冷蔵庫に入れる前に、半分くらいの大きさになるまで、キャベツの葉をはがして水洗いする。
2.1cm幅程度に千切りする。
(好みですが、このくらいの大きさなら、どの料理にも使えます)
3.大きなボウルにキャベツを入れて、キャベツの重さの1.3%の塩を振り入れる。
(塩によって違うので、1.3%は目安です)
4.全体にさっくりとまぜる。
キャベツがしんなりしてくるまで。
5.キャベツの上に皿をのせ、重石をする。
(中身の入ったペットボトルなどで代用しています)
6.30分ほどたったら、キャベツの水気を絞って、密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存する。
簡単なので、是非試してみて下さい!