猫を飼う前は、猫といえば、家具や壁を「引っ掻く」というイメージがありましたし、たぶん多くはそうかなと思います。
我が家の愛猫めそ吉は、爪とぎ用のグッズで毎日爪とぎはしますが、パリパリパリーととっても軽くとぐだけです。
引っ掻きの被害はゼロですが
家具も壁も引っ掻きません。
保護猫カフェの店主さんが自宅にいらっしゃった時に、我が家の全面無塗装木材の壁を見て、
「うわぁー、この壁はやられますよー。」
と心配されましたが、無傷!笑
引っ掻かれても仕方ないし、築後25年も経ってますから、あまり気にしないわーと覚悟していましたが、壁に関しては全くの無傷です。
その代わりに、とにかく「噛む」のです。
猫の噛むチカラは強い
「噛む」と言えばどちらかというと犬のイメージですが、調べてみたところ、噛む力は、人間が60kgに対して、猫は小型犬と同じで100kg。
犬もですが、猫もちっちゃいのに、噛む力が人間よりはるかに強いんです。
めそ吉が噛むと木材やプラスチックなど、ひとたまりもなく穴があいて欠けてしまいます。
意思表示と以心伝心
めそ吉に血が出るほど噛まれたことも、何度かあります。
幸いにも本気ではないので、あ!血が出た!という程度ですが。
めそ吉は、撫でられることも抱っこされることも、基本的にはウェルカムなのですが、たとえば、抱っこから降りたいとなると、甘噛みで意思表示してきます。
遊んで欲しいのに私が寝ている時(夜中なので私は寝たいです)、部屋から出て行って欲しい時(ひとりの時間を大切にしたいタイプの猫)は足を噛みます。
この時はちょっと強め。
なにかのはずみに戦闘態勢になって飛びかかってくることがあります。
猫プロレス遊びの相手になれ!っていう時かな。
こんな時は防御に失敗すると、服を噛みちぎられるくらいのダメージを受けます。
めそ吉は、猫の威嚇のシャー!!を一度もしたことがないので、噛むぞ、コラァ!はその代わりでもあるのかなぁと思います。
口より先に手が出るタイプ?怖っ、笑。
この頃は噛まれることも減りました。
噛まれる前の気配を感じ取れるようになったからです。
これからも以心伝心を深めていきたいと思います。
これは困る!電化製品のコードを噛む
めそ吉の小さなお口に入る大きさの物を噛むので、コロコロの持ち手の部分や、椅子の背もたれのへり、ベッドのヘッドボードのへりをガリガリに噛まれました。
一番困ったのは、電化製品のコードを噛みたがることです。
コードを保護するために、螺旋状のケーブルチューブを買って巻いてみましたが、あっという間に貫通されてしまいました。
電化製品が壊れるのも困りますが、めそ吉が感電したら大変です。
一緒にいる時はまだしも、これでは安心して眠れませんし、心配で外出もできません。
大きなケージを買って、見ていられない時はそこに入ってもらおうかな、とも思いましたが、部屋を対策する方が本筋です。
露出したコードがひとつもない、万全の対策をしためそ吉の部屋を作りました。
めそ吉も自分の部屋だと思っているようで、安心して過ごしています。