我が家にやって来た猫のめそ吉は、「最強のお掃除チェッカー」。
クンクンクンクンとホコリのありかを嗅ぎつけて、入り込んでいきます。
掃除機をかけるのがタイヘン
めそ吉が来てから、掃除機をかけることが多くなりました。
めそ吉が隙間に入り込んでホコリをつけてくるからだけではなく、めそ吉の毛も散らばるようになったので、以前より掃除の頻度が高くなるのは当然です。
ホコリ類は、やっかいなことに、何も置いていない床より、家具の下にたまります。
少しでも楽な方法はないかと、フロアワイパーやホウキも試してみましたが、ホコリが舞うのが気になりますし、併用するにも掃除機から持ちかえるのに手間がかかります。
結局は、動かせる家具は動かして、動かせない家具は、体をかがめて苦心して掃除機のヘッドを入れて掃除しています。
きれいになって、清々しい気持ちになりますが、掃除にかかる時間と労力が増えて、そんな日々に、次第に疲れてきていました。
そんな時、またひと筋の光が差し込みました。
噛むものは置かない
めそ吉は噛む猫。
誤飲を防ぐために、寝室をめそ吉の部屋と決めて、対策をしました。
それでも、部屋にあるものの中で、小さなお口に入る大きさの物を、噛むのです。
コロコロの持ち手
椅子の背もたれのへり
ベッドのヘッドボードのへり
鏡台の引き出しのへり
これらは噛みちぎれるといっても、1〜2mm程度の破片ですので、誤飲と言っても大事には至らないとは思いますが、身体に入って良いものではありません。
ガリガリに噛まれて、見るも無惨ですし、できれば誤飲もして欲しくありません。
コロコロは、使わない時は、めそ吉に触られない場所に片付けることにしました。
ベッド以外の家具は、いったんめそ吉の部屋から出すことにしました。
物が少なければ掃除がしやすいことに気づく
椅子三脚と鏡台を部屋の外に出し、寝室の家具はベッドだけになりました。
掃除機をかける時に移動するのは、めそ吉のトイレだけ。
他の家具がなくなったせいで、ベッドは余裕をとって配置できるようになり、掃除機のヘッドを入れるのにスムーズで、ストレスが無くなりました。
あら?びっくり!
掃除機をかけるのが驚くほどラクになった!
掃除機をかけるのが大変なのではなくて、
大変なのは、掃除機をかけながら、家具を移動させること
無理な姿勢で家具の下を掃除すること
家具の上に置いてある物を移動して掃除することなのです。
物が少なければ、掃除は楽になる。
えっ?
これもまた、めそ吉に教えられたってこと?
噛まれても置くのは必要な物
噛まれても、ベッドは必要なので置きます。
布を被せると噛まないことに気づいて、ベッドのヘッドボードにはリネンのカバーを作ってかけました。
寝室の外に出した三脚の椅子。
置いてあった時はもちろん毎日使っていましたので、無くした後しばらくは、少し不便な気がしましたが、次第に慣れました。
別の部屋に置いておいても、普段は使いません。
鏡台は別の部屋で使っていましたが、掃除機をかけづらいし、本当にどうしても必要なのかなぁと負担に思う気持ちが強くなってきました。
結局、三脚の椅子と鏡台は、処分しました。
ええっー?
めそ吉のおかげで断捨離できたってこと?