いつも行く直売所に、柚子の香りが漂っています。
それもそのはず、柚子がたくさん売り出されています。
直売所の柚子は安いです!
旬の香りが満ちています。
いいですねー。
まずは一袋買ってきました。
柚子味噌
まずは、柚子味噌。
今回は、柚子を多めにして作って、おでんのお供にします。
いつものおでんの甘味噌よりも、甘さも控えめにして、柚子を堪能します。
大根、こんにゃく、たまご、里いも、巻き巻き塩豚、厚揚げ、何にでも合います。
おでんはもちろん、そのままでも食べられるように塩味がついていますので、柚子味噌ほんのちょっとのせるだけです。
柚子たっぷりめで作れば、香りがパァーッと広がって、酸味も加わって、とってもおいしいです。
今回は小さめの柚子2個を使って作りました。
1.柚子の皮をすりおろす(大さじ1程度)
2.実は果汁を搾る(小さじ2程度)
3.味噌75g、砂糖10g、みりん25gを鍋に入れて、中火にかけて練り、照りが出るまでよく混ぜる
4.火を止めて、すりおろした柚子の皮と果汁を入れてよく混ぜる
柚子の皮
柚子の皮は千切りにしておけば、すぐに使えます。
白菜や大根のお漬物に入れたり、汁物や、おひたしにトッピングしたり、ほんのひと手間で、一気に3ランクくらいグレードアップした気分になります。
1.柚子の皮を2cm幅程度に剥く。
(白いところは、苦いので剥がしてください。)
2.千切りにする
3.ジップロックに薄く広げて入れて、板状にして冷凍する
必要な分だけ割って使えます。
柚子茶
柚子の外皮を使った残りは柚子茶にしました。
お湯で割ったり、炭酸水で割ったり、とってもおいしいです。
ジャムのように煮て作ったこともありますが、生の方が手軽ですし、フレッシュでおいしい気がしました。
1.種を竹串などで取り除く
2.果肉、内皮の重量をはかる
3.2をミキサーでペースト状にする
4.2の重量の80%の粗製糖を混ぜる
5.瓶に詰めて涼しいところに一日置く
その後は冷蔵庫保存。
(1週間程度で使い切る。)
旬の柚子を楽しもう
たくさんの柚子で、柚子仕事をされる方もいらっしゃいますが、たとえ一個でも、皮をすりおろしたり、刻んでいると、もう本当に、ありがとうございます!というくらい、香りが家中に広がります。
柚子って、ちょっと素敵な懐石をいただく時に、お吸い物の吸い口として添えられていますよねー、みたいな、なんとなく敷居の高い雰囲気(勝手なイメージです、笑)があります。
ところが実際は、皮も実も使えますので、意外にコストパフォーマンスがいいのです。
私のように、高貴なイメージを持っていると、その香りに更にうっとりしますので、より一層コスパが高くなります。
だって、ほんのちょっと添えるだけで、いつものお料理が3ランクもグレードアップしてる!と感激するのですから。
今回は、小さめの実が4個入っているのを一袋買ってきましたので、3つのメニューを作り、保存も少なめです。
旬のうちにまた買いにいきたいなぁと思います。
もうすぐ冬至ですので、柚子風呂もいいですね。