ちょっと小腹がすいた時や、お茶をいれて休憩したいなぁという時に、つまめるお菓子を、ずっといろいろ探して常備していました。
何度も作って上手になる
お気に入りのお菓子もいくつかありましたが、今は手作りの「ピーナッツバタークッキー」が一番のお気に入り。
なかしましほさんのレシピの「ピーナッツバターククッキー」を6回作りました。
およそ1年半前から手作りしているグラノーラと同じタイミングに、5日おきに作っています。
先日放送されたNHKの『きょうの料理』「かんたんクリスマスケーキ」の回で、なかしましほさんはジンジャービスケットも紹介していらっしゃいました。
この時に「何度も作ったら上手になりますよー。」と優しい笑顔でおっしゃっていました。
この言葉を励みにして、これからも作り続けたいなぁと思っています。
しょっぱいおやつも作りたい
ピーナッツバタークッキーは、毎日食べても食べ飽きなくて、手作りおやつの良さを、今更ながらに実感しました。
そうなると、しょっぱいおやつも自分で作りたいなぁと思い始めました。
なかしましほさんのレシピ本『まいにち食べたい”ごはんのような”クッキーとクラッカーの本』には、クラッカーのレシピも、一応載っています。
なかしまさんご自身も、クラッカーに関しては、この本の中で「根っからの甘党で、しょっぱいおやつなんて!と思っていた」と書かれています。
クラッカーのレシピ数は、全体の10%にも満たないのです。
目次でページ数を見て、そのページを探そうとすると、あれ?もう本が終わっちゃうよーと不安になった頃に申し訳程度に載っている、という感じ。
ですが、なかしまさんが店主をされているおやつのお店「フードムード(foodmood)」のおやつの中で「青のりとカシューナッツのクラッカー」も人気だそう。
お取り寄せでいただいた時にも、とってもおいしかったので、クラッカーを作るなら、やっぱりなかしまさんのレシピで!と思って探しました。
酒かすクラッカーに決めた!
クラッカーのページが始まって、一番初めに載っているのが、「酒かすクラッカー」。
この冬、そろそろ「酒かす」を使えるようになりたいなぁと思って、買ってきてあります。
汁物に少しずつ使っていますが、クラッカーに入れるなんて、斬新!
「チーズのような香り」がするようです。
よし、これに決めた!
初めてのクラッカー作り
クラッカーを作るのは初めてです。
ですが、なかしまさん曰く(この本の中に書かれています。)「クッキーの作り方とよく似ている」そうです。
ただ、ピーナッツバタークッキーの作り方とは、結構違います。
工程ごとに本に載っている写真と見比べながら、作り進めました。
「力を抜いて、やさしく手早く混ぜる」のがコツということですが、初回からはなかなか難しい。
おっかなびっくり、もぞもぞ、という感じで、なんとか生地を作りました。
次に難しかったのは、生地を2mmの薄さまで伸ばすところ。
生地の端で厚みをはかって、「よし!2mm!」としたはずが、、、。
カットしてから定規を当ててみると、「4mmくらいある!」ということが頻発しました。
生地全体を同じ厚みにするのが、なかなか難しいのです。
さらに、なかしまさんは、細くカットした生地をひねって、かわいらしい形にしていますが、これもなかなか難しい!
悪戦苦闘の末、初回の酒かすクラッカーは、できあがりました。
大きさも厚みも形も様々、あるものは焦げ、またあるものは生焼け気味となりました。
それでもおいしい!
ところが、それでもなんだかクセになるおいしさ!
ひとつ、またひとつ、とドンドンつまみたくなります。
今回は、焦げ気味のものの方が、「焼きチーズ風味」のような味で、むしろおいしく感じました。
ところが、なかしましほさんの本に載っている酒かすクラッカーの写真は、全く焦げていません。
となると、焦げないのが正解なので、次回は焼き時間と温度も工夫する必要がありそうです。