靴下で踏み出す、はじめの一歩

掃除

外出着は、2、3年で新しく買い替えるサイクルを作りたい。

そのためには、数を増やし過ぎない、買い過ぎないようにしようと決めました。

そこから考えると、靴下であれば、3、4足あれば、良さそうです。

現実はどうでしょう。

靴下をすべて出してみたら、30足くらい持っていました、笑。

さて、どうやって、目標に近づきましょうか。

靴下も買い過ぎ、そして捨てられない

靴下はすぐにスペースいっぱいに詰まって、出しづらくなります。

収まりきらなくなると、新しい収納グッズを買うなどして、丁寧に並べ直すことを年に2、3回繰り返してきました。

靴下を買うときは、あの服に合う色合いで、ちょうどいい厚みの靴下が欲しいなぁー、と探し求めることもあります。

けれど、安易に買ったものがほとんど。

あ!靴下が安くなってる!

そういえば、穴があきそうなのがあったから、買っておいた方がよさそう。

消耗品だし、まとめ買いした方がいいよね。

わぁこれ、かわいい!いい感じ!

値段が高くないということもあって、つい買ってしまったものが、どんどん増えて30足にもなっていたなんて。

そして、やっぱり、捨てられずに、ちょっと擦り減ってきた靴下も、たくさん残っています。

・外出先で穴があいたりしたら困るわ、と思って履かない。

・家にいるだけの時もやっぱり履かない。

・だけど捨てるほどではない。

さて、持っている靴下は30足ですが、必要な数は3、4足です。

残りは全部、捨てた方がいいのかな。

靴の時は、思い切って決断しました。

だけど、靴と違って靴下はスペースも取らないし。

いいえ、そうやって残しておいたのがこの結果になっているんじゃないの。

けど、靴と違って靴下は足が痛くなることはないし、まだ履ける。

どうしよう、どうしよう。

よし!捨てない!

だけど、この靴下が無くなるまで買わない!

最後まで使い切る実験

30足を残すことにしましたが、今後の練習のため、3足だけ出しておいて、残りは袋詰めして片付けておくことにしました。

1足は履き、1足は洗濯中、残りは予備。

こうして履いていると、靴下はすぐに擦り減って薄くなります。

それでも、他に無いから履きます。

すると、すぐに穴があきます。

穴が空くまできちんと履けば、選択の余地もないので、捨てるストレスがありません。

これまでは、増えに増えた靴下を整理するたびに、

これはなんとなく色あせてきているから捨てる?

毛玉がついているからこっちを捨てようかな?

けど、履けなくはないしー

全体的に古びていて選べない、うーむ、どれを捨てよう?

と捨てることに、悩んでいました。

捨てないことで気付いたこと

片付けるために、まずはいったん捨てることでモノを減らして、身軽になるというのも、ひとつの方法です。

今回は、ひとつも捨てることなく、今持っているものを使い切るまで買わないということを、試しました。

持っていた30足の靴下を、捨てずにすべて使い切るのに、2年間くらいかかりました。

今、私の靴下の収納スペースは、整理する必要もなくなりました。

靴下はおそらく30回は履けます。

逆に言えば、30回履いたら、もう履けなくなります。

捨てるにあたって、悩む余地はありません。

縁あって私の元に来た靴下を、一足また一足と穴があくほど履いて、ありがとう、とお見送りするだけです。

私はモノとはこうやって付き合いたいなぁと実感しました。

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