めそ吉は外で生まれて、車のボンネットの上で鳴いていたところを保護されました。
ミルクの時期から保護猫カフェの店長さんに育てられ、我が家に来たのは、生後四ヶ月を過ぎた頃でした。
猫のフード選び
フードを決めるにあたっては、雑誌の猫特集のグループ対談記事で商品名をあげられたフードを調べるところからはじめました。
テレビや雑誌、インスタなどで知っている人たちが実際に食べさせているフードなので、なんとなく安心な気がして。
あとは、ネットの比較記事なども見ましたが、通販サイトのクチコミが結構参考になりました。
よく目にする商品が良いとは限らないのは、人の食品と同じ。
人と同じで食べ物が身体を作るので、慎重に選ばないといけません。
調べていると、プレミアムフードと呼ばれる商品があることがわかりました。
人と同程度の質の原料を使用して作られた商品です。
また、猫にとって最適な高品質の動物性タンパク質が多く含まれ、栄養バランスにも優れているようです。
プレミアムフード!と言うと、すごく高価なイメージがありますが、実際にはそれほどでもありませんでしたので、安心しました。笑
フードのまとめ買い
こうして選んだメーカーのフードを、子猫用から、避妊去勢後の室内飼い用に変え、今も食べ続けています。
ありがたいことに、めそ吉はこのフードに対して、選り好みしたり飽きたりしたことがありません。
世の中には、気に入らない!と食べなかったり、すぐに飽きちゃったり、そんな猫さんたちもいらっしゃるようです。
そんな猫の飼い主さんは、小袋で何種類も試して買って、残ったフードの処分に困っているそうです。
めそ吉のフードを処分したことは一度もありません。
選んだフードがたまたま好みと合致したのか、実はなんでも食べる猫なのかはわかりませんが、とても助かっています。
ネット通販でお安いところを探して、送料無料になる数をまとめて買えるので、プレミアムフードとは言っても食費は月に2,500円程度です。
犬みたいに一気に食べるのね、笑
めそ吉はいつも食欲旺盛です。
フードは所定量を一気に食べて、一粒も残しません。
かかりつけの動物病院のホテルに預けた時に、面白がられました。
「すごいね、一度も顔も上げずに一気に食べるのね。犬みたいな食べ方!しかも吐いたりもしないのね。」
犬みたいって!笑
猫はもともと少量ずつを何度かに分けて食べる習性があるそうですので、確かに少し変わっています。
また、猫は食べた物を吐いてしまうのも珍しくないそうですが、めそ吉に限ってはこの3年間一度もありません。
あとで食べます?
家に来た当初は、一度にどれくらい食べるのかしら?と大目に盛ってみました。
フードの量が多いと、めそ吉は食べるだけ食べて、近くの壁などを前足でカキカキするしぐさをしました。
このしぐさについて調べたところ、「あとで食べます」というサインもしくは、フードが気にいらないのかもしれないと書いてありました。
めそ吉の場合は、フードはとても気に入っていましたので、「今はもうお腹いっぱい!」と言っているようでした。
ちなみに、残したフードをそのまま置いておいても、湿気ってしまうせいで後からは食べませんでした。
これは遠慮しますぅ
ところで、このフードは好きじゃありませんという時にも、めそ吉はこのしぐさをしました。
それは、苦い錠剤を砕いてペースト状のおやつに混ぜてのませようとした時。
ペースト状のおやつは好きなのですが、錠剤の苦味が強かったのでしょうね。
少し舐めたあと、この動作をして、そっとその場を後にしました。
いずれにしても、なんという奥ゆかしいしぐさでしょうか。
猫の生き物としての品の良さを感じる私の好きなしぐさなのですが、幸いなことに、かれこれ3年くらい見ていません。