めそ吉はオスの三歳。
子猫の時のようにエンドレスで遊ぶことは無くなりましたが、ちゃんと遊ばないと深夜に起ここされることがあります。
それもかなり荒っぽく。
そんな時、パジャマのポケットに「ヒモ」を入れておけば安心。
暗闇の中でも慌てることなく、遊べるから。
いいえ、違います。
遊ばなくても、それを持っていることさえわかれば、許してもらえるからです。
(めそ吉、これはどういうことなの???)
丈夫で安心、猫のおもちゃにパラコード
めそ吉は子猫の頃に、シリコン製の網状のボールを噛みちぎって誤飲し、全身麻酔をして内視鏡での取り出し処置をしています。
誤飲の失敗は、私の身には染みましたが、めそ吉は全く反省の色は無く、噛みちぎれるものは噛みちぎってやろうという態度に、変わりはありません。
こんなめそ吉におもちゃを与えるには、十分な注意が必要です。
猫が好きなおもちゃのひとつがヒモ。
めそ吉も大好きなのですが、ヒモもすぐに噛みちぎろうとします。
ヒモ状のものを誤飲したら、消化管に引っかかっり非常に危険性が高いので、それこそ一大事です。
なんとか丈夫なヒモをと探し求めて見つけたのが、パラコードです。
パラコードはパラシュートに使用されていたことから名前が付けられただけあって、3〜4mm程度の細い糸にもかかわらず、250Kg等の耐荷重があります。
猫の噛む力は100kgだそうです。
めそ吉は、プラスチックや木材も噛みちぎるツワモノですが、これなら大丈夫そう。
パラコードで手作り、猫のおもちゃ
以来、めそ吉のおもちゃはパラコードでの手作りが中心です。
作るのは二種類、40cmくらいのヒモ、7cmくらいのスティック状に編んだもの。
40cmくらいにカットしたものは、ヘビのようにニョロニョロ〜っと振って、めそ吉を誘っておいて、サッと引きます。
めそ吉はヒモの先を追いかけ回します。
7cmくらいにスティック状に編んだものは、サッサッサッ(めそ吉は「タメ」が長いので、これを20回くらい)と勢いをつけてから、床をサァーッと滑らせると、めそ吉はそれを追いかけてパカラッパカラッと走って捕まえます。
スティック状のものは、床を滑らせながら、ドリブルをしている時もあります。
ギリギリギリギリィィーと網目の間に歯を入れて噛み込むこともあります。
これが、歯磨きよりも歯をきれいにしているような気がします。
(歯磨きは毎日一回していますが、イヤがるので、しっかりできていません。)
パラコードのおもちゃは水洗いができますので、清潔に保てるの良いところです。
毛玉ボール
もうひとつ、噛みちぎられて誤飲されたとしても心配のないおもちゃが、毛玉ボールです。
猫自身の毛で作るボールです。
ブラッシングで抜けた毛を、その都度くっつけて雪だるま式に大きくします。
めそ吉は毛玉ボールを噛むことはありますが、噛みちぎって誤飲することはありません。
毛玉ボールは、想像していたよりもずっとよく転がりますし、弾力もあるので壁に当たるとバウンドします。
めそ吉は、壁からのバウンドも利用しながら、部屋の隅から隅まで、何往復もドリブルをして走り回ります。
私が寝ている時にも、真っ暗な中で遊んでいますが、サッカー選手か?!というくらいの迫真の球捌きをしているような気配がして、笑わずにはいられません。
横たわって毛玉ボールに前足を添えて、後ろ足で蹴り蹴り蹴りーっとじゃれている時もあります。