冬は洗濯物が乾きにくいですね。
厚手の衣類が多いので、特に大変。
生乾き臭は、増殖したモラクセラ菌が出す排泄物(糞)が臭いの原因だそう。
排泄物!衝撃です!
汚れや洗剤が残っていたり、洗濯物がしっかり乾いていないと、モラクセラ菌は増殖します。
「乾かす」ということに関しては5時間以内というのが目安のようです。
それを知ってからは、「1日経てば乾くわよ」と悠長にしていられなくなりました。
モラクセラ菌を繁殖させたくない!
洗濯物を乾かす条件
洗濯物を乾かすには、温度と湿度と風の条件がポイント。
温度は高く、湿度は低く、風が当たる、と条件がそろうと洗濯物はよく乾くということです。
まず、温度。
気温の低い冬は、洗濯物に含まれる水分が蒸発しにくいので、なかなか乾きません。
次に湿度。
冬は乾燥しているというイメージがあります。
ところが、湿度というのは相対的なもので、気温によって変わります。
気温が低い冬は、空気が取り込める水蒸気の量も減少するため、洗濯物を外に干してもなかなか乾かない、ということになります。
最後に風。
室内干しをする場合も、冬は窓を閉め切ることが多いので、空気が循環するような工夫が必要です。
暖房も活用できる
温度と湿度の関係を考えると、冬は暖房で温度を高くすれば、洗濯物の水分が蒸発しやすくなります。
湿度に関しては、暖房で室温を上げて加湿をせずにいれば、湿度は低く、洗濯物は乾きやすくなります。
あとは、風通し。
扇風機で風を送ってみました。
除湿機、登場
暖房と扇風機の効果は上々!と思いきや、部屋は湿度が上がって、もわっとしてきました。
これでは湿度が上がりすぎて、乾燥のスピードが落ちます。
実は、この夏初めて除湿機を買いましたので、初めての冬を迎えたことになります。
冬は空気が乾燥しているし、洗濯物は部屋干しで十分乾いてたはず。
と思っていましたが、今となっては「5時間以内に」乾かしたい。
ここで、衣類乾燥除湿機を作動。
除湿機の乾いた風が、洗濯物に行き届き、室内のもわっとした湿気も無くなりました。
効果抜群!
冬の洗濯物の乾かし方
結果的には、暖房のかかった部屋で、衣類乾燥除湿機を作動すると、3時間程度で洗濯物はおおよそ乾きました。
これで、ひと安心です。
さて、冬は室内干しが中心にはなりますが、外干しの良さもあります。
日に当てることで、紫外線による殺菌効果があるそうですし、短時間でも自然の風を通すと、乾きやすくなる気がします。
外干しするのは、晴れて風の穏やかな日の10時〜14時に限ります。
チャンスを見つけて、外干しもしています。
こんな効果も
洗濯物を5時間以内に乾かすようにしたので、サイクルが早まりました。
あら、これならパジャマは1枚でもいけるわ!
これまでは、同時に2枚買って順番に着ていましたが、新しく買ったパジャマは1枚。
朝、着替えて、洗濯したら、夜には着られます。
もうひとつのモラクセラ菌対策
洗濯済みの物ですら、5時間以内に乾かしたいのですから、洗濯前のものはなおさらです。
数年前から、入浴で使ったタオルは、翌朝洗濯するまでの間、広げて物干しにかけています。
それでも、5時間以内には乾かないでしょうね。
確かに菌の増殖は防ぎきれていない自覚があります!
そこで、調べてみると、モラクセラ菌は、60℃以上の温度、もしくは酸素系漂白剤を40℃ほどのお湯で使用するとリセットできるようです。
逆に言えば、そうしないと菌は残っていて、濡れた状態で大繁殖するのだと、、、、モラクセラ菌、コワイ、コワイ。
月に1度、酸素系漂白剤入りの温水の洗濯をすれば、菌の増殖をリセットできるようです。
これも、知ってしまったからには・・・。