キッチン近くに、作り付けの収納スペースがあります。
腰高で観音開き。
今まで物置のようになってしまっていた収納スペース。
25年間鎮座していた大きな食器棚を処分したのを機に、この収納スペースを活用して、食器やキッチン用品を入れることにしました。
DIYその1
食器は必要最小限に厳選したので、頻繁に出し入れします。
その度に観音開きの扉を、開けたり、閉めたり。
バタバタバタバタ、、、
1日に何度、この扉の開け閉めをするのかしら。
中に入っている食器も、コレだけ使うんだったら、ホコリがかぶる心配もないわ。
えーい!扉を外してしまえー!
やってみなけりゃ、わかりません。
ダメなら戻すだけ。
思い切って、ドライバーで扉を取り外しました。(DIY その1)

DIY その2
不思議なもので、扉を外してオープンにしたら、収納スペースの中にあった問題からも、目を逸らせなくなりました。
そういうものなんですね。
私は、この数年でかなりの断捨離をして、家の中は見違えるほどスッキリしたと思っています。
ですが、引き出しの中や、押入れの中は、まだまだなんです。(しょんぼり)
開けた時には、片付けなきゃ!と思うのですが、閉めた途端に、今度ね!となってしまう。
それと同じ。
問題視していたのは、2つ。
・手前と奥の二層の収納
・違った種類の食器を重ねる収納
扉を外して、四六時中見える状態になると、これがどうしても、四六時中気になるのです。
ホームセンターで集成材をカットしていただいて、棚板を取り付けることで、棚を4段増やしました。(DIY その2)

DIY その3
棚が増えたことによって、収納の問題は解決しました。
いいね、いいね。
次に気になったのは、2つ。
・ゴチャゴチャしていること
・一番下の段はホコリを被りやすい
扉を外したので、ゴチャゴチャがどうしても気になります。
そして、一番下の段は食器は入れないものの、物を出すとホコリが舞います。
そこで、「箱」を作ることにしました。(DIY その3)
箱を作ってみよう!
石井佳苗さんの『Love Customizer No2 DIY ×セルフリノベーションでつくる家』には、ご自身の作られたシンプルで素敵なDIYの家具類が紹介されています。
「こんなものが欲しいと思ったとき、既製品を探してもなかなか見つからず、また、ピッタリのサイズが欲しいときなどは、″DIYで″」と石井佳苗さんはおっしゃっています。
そう!今こそ、チャレンジする時!

箱作りの手順
こんな手順で作りました。
私は、「2」と「3」の工程が、難しいなぁと感じました。
1.箱の大きさを決める。
(高さ、幅、奥行き)
2.設計図を作る。
!設計図を作る時は、使う板の厚みに注意!
・板の厚み分、箱は大きくなりますので、注意しないと入れようと思っていたところに入らなくなります。
・厚みを考慮しないと、箱の形にならない時もあります。

3.板をカットしてもらうための図を書いておく。
・ホームセンターでカットしていただく時にスムーズです。
・木材カットの時に削られて3mm無くなることも計算に入れます。

4.カットした板にヤスリをかけて、滑らかにする。
5.木工用ボンドで箱形に形作る。
6.スリムビスでネジ留めしたら、完成
DIYっていいですね
私は電動工具が苦手なので、キリで下穴を開けてから、ドライバーでスリムビスを取り付けました。
急ぐことでもないので、のんびり、マイペースで、楽しんで、ひとつずつ作りました。
市販品でちょうどいいサイズのものを見つけるのが難しい時は、自分で作るという選択肢もありますね。
扉を取り外したところから始まったDIY、第三弾までやったら、かなり使い勝手が良くなりました。