猫を飼おう!と決心してから、猫との運命的な出会いを待つ日々を、数ヶ月間過ごしました。
保護猫カフェの存在を知ってからは、自宅から車で1時間程度の場所にある2軒の保護猫カフェのSNSをチェックするのが日課となりました。
見つけた!この子だ!
今日の「めそきち」。
離乳食を自分で食べるようになりましたー!
ある日、投稿された写真と「めそきち」という名前に心が揺さぶられました。
子猫のうちだけの青い目、キトンブルーがタレ目と相まって、うるうると訴えかけてくるようです。
それに加えて「めそきち」という聞いたことのない名前。
この子にピッタリのこの名前とともに、忘れられなくなりました。
大きくなってカフェデビューしたら迎えに行こう!あっという間に心が決まったのです。
その日から、めそきちのデビュー情報を保護猫カフェのSNSでチェックし始めました。
めそきちは離乳食を食べ始めていたので、デビューまではあと2ヶ月くらいでしょうか。
山猫さん?
ある日、保護猫カフェのホームページの「新しい家族を待っている子たち」のページにめそきちが載っているのを見つけました。
山猫さん?
私の目には、こんな風に見えました。笑
離乳食期から約2ヶ月経って、めそきちは素敵な子猫に成長していました。
こんなにも、かわいい子は見たことない。急げ!!!
さっそく翌日に飛んで行きました。
「あ、似てる!この子かな?」
出迎えてくれたのは、めそきちの妹でした。
ボンネットキャット
保護猫カフェの店主さんから伺ったところ、めそきちは、ボンネットキャットだったとのことでした。
1月の初め、とあるお宅の駐車場にとめてあった車のボンネットに乗せられていたところを保護されたのです。
(どういう経緯でボンネットに乗っていたのかは、めそきちのみぞ知る、というところです。)
3日後、同じお宅の駐車場の中に、2頭の子猫がいるのを発見。
3頭そろって保護猫カフェで育てられたのです。
トライアル決定!
保護猫を譲渡をしていただくには、条件を満たしていないといけません。
条件を満たした上で、トライアルを行い、譲渡が認められます。
店主さんと対面でお話をして、トライアルの開始日を決めるまで1時間半余り。
めそきちはハンモックで2頭の先輩猫とともに眠り続けていました。
めそきちの由来
めそきちと命名したのは保護した男性で、見つけた時にタレ目でめそめそ泣いているようだったことからこの名をつけてくれたのだそうです。
ネーミングセンスに脱帽。
自分には思いつけない名前です。
譲渡してもらった後、名前を変えることも可能ですが、もちろん変える気はありませんでした。
めそきち一択です。
名前をそのままいただくことで、めそ吉の命を繋いでくれた方の気持ちもそのまま受け継いでいくことができるような気がします。
保護した男性はその後もめそ吉のことを気にかけてくださっていたそうで、保護猫カフェを通して、めそ吉の写真を送っていただきました。
めそきちのきちは漢字の吉にしました。
縁起が良くて、めでたいという意味の「吉」。めそ吉。
しあわせになろうね。
この名前のおかげもあってか、動物病院でもすぐに覚えてもらって、とても可愛がってもらっています。