我が家の愛猫めそ吉は3歳のオス。
電化製品のコードも噛みますし、子猫の時には誤飲で内視鏡処置を経験しています。
電化製品のコードを噛んだら感電するかもしれませんし、誤飲も場合によっては命に関わります。
噛む猫の対策に悩む
大きなケージを買って留守中はそこに入ってもらおうかとも考えましたが、これからずっと一緒に暮らしていくのですから、家を対策するのが本筋です。
まずは、電化製品のコードを螺旋状のチューブで巻きましたが、その上から噛んで貫通させてしまいました。
こちらの対策は、めそ吉に対してはまったく歯がたちません。
スマホの充電器のコードも狙ってきますので、おちおち充電もできなくなりました。
こんなめそ吉に対して、家中を対策するのも現実的には難しいので、猫も人もお互いに快適に暮らすために、我が家ではめそ吉の部屋を作ることにしました。
めそ吉の部屋は
めそ吉の部屋は、寝室をそれに当てているので、基本的には昼間はめそ吉が占有して、夜は一緒に過ごしています。
広さは30平米、一階にあります。
引き戸と開き戸が一箇所ずつ。
めそ吉は引き戸は難なく開けられます。
開き戸もノブを操作できます。
どちらも部屋の中と外の両方に、あおり止めと呼ばれる鍵をつけました。
(めそ吉のご飯を準備する音が聞こえると待ちきれなくて開けようとすることがあるくらいで、基本的には開けようともしません)
電化製品は、換気扇、エアコン、壁掛け式の扇風機、テレビ(ほとんど観ませんが)。
コードはめそ吉の届かない上の方についているものを使う、もしくは露出しないように対策しました。
コンセントはすべて、蓋をつけました。
スマホの充電はこの部屋ではしません。
めそ吉専用のもの
トイレ2つ、ベッド、ハンモック、敷物、爪とぎ(ダンボールのもの、麻紐のもの)、キャットウォーク(DIY)
その他に置いてあるもの
ベッド、寝具類、クッション3つ
(これらはすべて、めそ吉と兼用)
部屋には三方に窓があります。
掃き出し窓がひとつ、腰高窓が三箇所。
腰高窓は隣の家の壁と庭に面しているのでカーテンはつけてありません。
掃き出し窓だけは道路に面しているのでカーテンがついていますが、めそ吉が外を見られるよう短い丈にしました。
掃き出し窓は玄関の並びについているので、宅配便や郵便配達の方がいらっしゃると、車の音を聞いて、めそ吉は窓際まで駆け寄ります。
先日たまたま、その様子を見ていたところ、配達の方がめそ吉にバイバイと手を振っていらっしゃるのを目撃しました。
めそ吉とその方の習慣になっている雰囲気も漂っていて、なんだかほっこり嬉しくなりました。
部屋を決めてよかったこと
めそ吉も自分の部屋をわかっていて、部屋にいる時がいちばんリラックスして、居心地良さそうにしています。
部屋の端から端まで10メートル、キャットウォークも全長10メートルちょっと。
ほとんど物が置いてないので、ここをめそ吉は、パカラッパカラッと自由に駆けまわっています。
用があると、にゃあ!にゃあ!と呼んでくれます。
めそ吉が1人になりたい時は、甘噛みして追い出されるほどです。
一般的に家中を自由に歩き回っている猫さんが多いように見受けます。
羨ましい気もしますが、今は、この状態が我が家でのベストです。