めそ吉は3歳のオス猫です。
猫も意外にいろんなことをおぼえるし、いろんなことを考えるんだなぁと思います。
部屋に呼ぶ方法を考える
めそ吉は、自分の部屋に来て欲しくて、鳴いて呼ぶことがあります。
呼ばれていることがわかっても、いつもいつもすぐに行けるわけではありません。
そんな時、後で行ってみると、トイレにほんの少しだけオシッコがしてあります。
普段、めそ吉は用を足すと、「にゃあ、にゃあ」と呼びます。
タイミングや音でもわかるので、その時はなるべく早く、私がトイレを掃除しに行きます。
だから、なかなか来てくれない時は、オシッコをしたら来てくれるかなぁと考えて、しているのでしょうか。
そんなことを小さな頭で考えていると思うと、とってもいじらしいです。
めそ吉に呼ばれたら、何事を差し置いても、飛んでいくわ!という気持ちになります、笑。
ルーティンに忠実
めそ吉は、ルーティンをちゃんとおぼえていて、とても忠実です。
めそ吉のモーニングルーティンは、歯磨きと目の清拭。
めそ吉がまだ寝ている時に、私は歯磨きの用意をして部屋に入るのですが、必ず飛び起きて来てくれます。
歯磨きが好きなわけではありません。
歯磨きはイヤだけど、、、ルーティンだからやってる!
だって、歯磨きの後には、ご褒美のおやつがあるもん!
たった一粒ですけどね。
いい子だねー。
ごはんの準備を促す
めそ吉は、食事の時にお湯を飲みます。
水飲みは、ヘルスウォーターボウルという、少し厚みのある陶器の器を使っていますので、15分くらい前にお湯を沸かして器に入れて、冷ますようにしています。
不思議とその時間がわかるようで、
私の膝に両方の前足を載せて、瞳の奥をじぃーっと覗き込んで、「にゃあ」と鳴きます。
「お湯の準備の時間だよー。」
と教えてくれるのです。
お湯の準備の後には、ごはん。
いつも、ごはんの前に準備するから、それを済ませないと、ごはんの順番が回ってこないと知っていて、催促するのです。
お行儀がいい
このように、こと食べることに関して、力を発揮する食いしん坊のめそ吉ですが、お行儀がいいのです。
私がめそ吉のごはんのお皿を持って部屋に入っても、そんな私には寄って来ません。
「めっちゃん、コレ、どこに置くの?」
と聞くと、落ち着き払って、
「こちらです。」
と、いつもの場所へ先導してくれるのです。
めそ吉は、行儀のいい猫です。
言葉をおぼえる
よく使われる言葉も、おぼえています。
とにかく食いしん坊なので、「ごはん」「おやつ」というワードに敏感です。
「ごはん」「おやつ」という言葉は不用意に使うと、目がキラッ☆と輝いて、面倒くさいこと(言い方、笑)になるので、要注意。
「ごはん」「おやつ」を隠語(特定の社会・集団内でだけ通用する特殊な語)にして話す、我々です。
そんなめそ吉に対して、普段言わないことを延々と話す(どういうつもり?笑)と、すごく困った顔をします。
もともとタレ目なのですが、困るとどんどん目がタレます。
きっと、言葉を聞き取ろうとしてくれているから、わからなくて困っているんだろうなぁと思います。
素敵なハプニング
私たちの話している言葉を聞いて、理解して、応えてくれたとしか思えない行動も取る時もあります。
先日、夕食の時にめそ吉がかわいいという話で盛り上がって、
「めっちゃんが見たいから、ここに来て寝て欲しいなぁ。」
と話していたら、眠い目をショボショボさせながら来てくれて、目の前のクッションの上で寝始めました。
こちらはもう大興奮です。
偶然なのか、聞いて来てくれたのか、わかりませんが、こんなハプニングも、めそ吉がいるからこそ。
めそ吉くん、いつもありがとう。